2018.10.21

足踏み脱穀

10月8日の稲刈りから約二週間。
稲木に稲をかけて天日干しをしました。

稲を吊るすことで稲穂の油分や栄養分がゆっくり下りてきて甘みが増すそうですね。
機械乾燥したものよりアミノ酸と糖の含量が高く、食味値が高いという報告もあるようです。

二週間お天気も良かったので、だいぶ甘みも増していることでしょうね。

稲木から稲束を外して一箇所にまとめます。

貴重な籾を落とさないように丁寧に運んでくれました。

本日の主役はこの足踏み脱穀機。カワベ式と書いてあります。川辺郡のカワベでしょうか。
逆V字型の針金がたくさん付いた円筒を足で踏んで回転させることによって、稲穂を叩き穂先から籾を落とします。

いつものように坂井さんのあいさつ&注意事項からスタート。

まずは実演ということで坂井さんから。脱穀機の踏み板を踏みます。踏み板を踏むとクランクによって円筒の胴体が回転します。

回転しているところに稲束を入れていきます。

↑このように回転する歯にあたってパラパラと籾が飛び散ります。
シンプルですが当時は画期的な発明だった足踏み脱穀機。
明治40年代に、自転車で農道を走っていた青年が自転車のスポークに稲穂が当たりパラパラと籾が飛び散ったことから着想して発明したそうです。

簡単なようですがコツをつかむまで少し時間がかかります。
一度にたくさん入れると稲穂がからまり、引き込まれそうになるのです。
「わー!これ意外に難しい!」

兄弟で息をあわせて足踏み。

お父さんも参戦して三人で協働作業。昔の人は家族総出でやっていたのでしょうね。

今や失われてしまった農村の風景。かろうじて「なつ杜」に残ってます!

そうこうしているうちにこちらでは稲木の解体が行なわれていました。みなさん手際がよいのであっという間に解体完了。

バラした柱にロープをくくりつけて…

よいしょっ!

稲木がティピーテントの骨組みに早変わり。

ワラは三束を交互に重ねてひとまとめに縛ります。


こんな感じに重ねっていって

こちらも乾燥させて縄などの材料に使います。

ついに脱穀が完了しました!足踏みお疲れさまでした!

ここまで長い道のりでした…なんか感動です

ふるいにかけて余計なものを取り除きます。

まとめると三袋になりました。精米すると二袋になってしまうそうです。
一袋のお米がどれだけ価値のあるものか、実感します。

米の含水率を測りました。14.2で「ええ感じや」とのことです!
本日ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
年末恒例のおもちつきが楽しみですね!