2019.06.02

手植えで田植え2019

坂井さんが見つめているのは「なつかしさの杜」の田んぼ。野間の大けやきを正面に見る、この小さな水田で毎年餅米を育てています。今年で三年目。

参加者が到着する前に準備をしています。
準備(1)水田とあぜの間の間仕切り波板の打ち込み。

準備(2)稲を植える直前の土をトンボならし。
足跡に気をつけながら、田ごしらえ。ちなみにこのトンボも坂井建築事務所製です。

そんな準備をしているうちに、本日の参加者のご家族が続々と到着。子どもたちは網を持って真っ先に池へ。オタマジャクシやヤゴを捕獲。ワーワーと、一気ににぎやかに。

なつかしさの杜の母屋ではカレーがふるまわれていました。

毎年このカレーを楽しみにしています。

ご飯は羽釜炊き。おこげも美味しいのです。

田ごしらえと腹ごしらえが終わり、「さーみんな集合!」坂井さんが参加者を集めます。

当日は絶好の田植え日和。さわやかな風が吹き抜け、参加者の皆さんのテンションもググッとUP。

「この稲苗パレットから苗を3〜4本取って、親指、人差し指、中指でつまむように持って土の中に植えてくださいね。」

説明が終わり、いよいよ田んぼへ。初めて田んぼに入るお子さんも。

生の土に触れるということも都会では少なくなりました。足から伝わる土の感触、じっくり味わってください。

つめたーい。ぬるっとしてるー。歩きにくーい。きもちいいー。きもちわるいー。裸足で田んぼに入るだけで様々に感覚が反応するんですね。

全員田んぼに入ったかな。

それでは田植えスタートです!

田植え紐のガイド(赤い結び目)に合わせて植え付けていきます。

まず一列目完了。うまくいった。

どんどんその調子で。

お父さんから苗をもらって。

二人で息をあわせて、いい感じです。

田んぼの外からも応援が。

来年は一緒に田植えしたい…。そんな風に見つめていました。

ずれてないか横目でみながらチェックする坂井さん。ずれて植えると雑草抜きなど後からいろいろ大変なのだそうです。


だいぶ慣れてきました。「おーし、どんどん良くなってるぞー」坂井さんの声も弾みます。

それにしても今日は良い天気。日本の農村風景。これも大阪です。

慣れない姿勢で腰も痛くなってきました。ラストスパートがんばれー。

美しい映り込み。

脚立に立って高い位置から。

カメラ目線いただきました!思わずガッツポーズ!大けやき美しいなあ。

田植え終了。おつかれさまでしたー。

最後に坂井さんが田んぼをチェック。「よーしOK。いい感じだ」

小さな田んぼですが、みんなで植えた達成感があります。

電柵をセットして…。

通電チェック。イノシシ来るなよ…。

ということで2019田植えが無事おわりました。みなさん年末のお餅をお楽しみに〜。

田植え終わったその日の夕方の風景(薪パン日々さんのinstagramより)↓

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